top of page
検索
  • 執筆者の写真はんこ一刻屋

朱肉について

朱肉とは印肉(いんにくいんにく) とその容器を含めた総称です。

プラスチック製容器に入ったスポンジ朱肉タイプの一般的なものから、焼物や金属製容器に入った練朱肉タイプの本格的なものとあり、朱肉発祥の中国では印泥(いんでい)と言います。


スポンジ朱肉・練朱肉の違い


スポンジ朱肉

朱色の顔料を松脂まつやになどに混ぜた朱油を絞ってインキ状にし、フエルトやスポンジに染み込ませたもの。


■スポンジ朱肉のメリットについて

朱油が印面へムラなく均一に吸着するため、押印がしやすく取り扱いが簡単。 押印後の乾きがはやい。より乾きが早い速乾タイプもある。 専用の朱油で補充も簡単。


■スポンジ朱肉のデデメリットについて

印影に厚みがなく、鮮明さに欠ける。 練朱肉に比べ、印影の保存性(退色)に欠ける。



練朱肉

日本の練朱肉のルーツは印泥で、ひまし油に松脂と木蝋を加えて混ぜて加熱し、どろりとした油を作ります。これに朱肉の顔料を加えて混ぜると朱油になります。さらに朱油に和紙などの繊維質を加えて練り上げたもの。


■練朱肉のメリットについて

印影の長期保存に長けており、紫外線による退色がないため、いつまでも鮮明な印影が残せる。重要書類向き。 印影に厚みがあり鮮明。 黄色みがかった黄口きぐちや赤みがかった赤口あかぐちなど色味が多い。


■練朱肉のデメリットについて

高級品ほど腐りやすく、時々ヘラでかき回して泥質を均等な状態で保管しないといけない。 印面に印肉を均等に付けるのにコツがいる。慣れるまでは人差し指に印肉を付けてから、指で印面へ付ければ良い。 押印後の乾きが遅い。



用途に合わせた朱肉を選んでください。


はんこ一刻屋は、福山市の印鑑屋です。

印鑑以外にも、名刺印刷、封筒印刷、ゴム印作成などのサービスを行っています。

地域最安、最速を目指しています。

ぜひ一度ご来店下さい。



閲覧数:21回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page